医療資格の教育制度

世界の中でも先進国である日本は、学校などの教育システムなどが充実し、平均能力においても、決して世界と比べてレベルが低くはない。しかし、日本の大学の中でトップである東大の世界ランキングでは、32位と意外なほどにその評価は高くはない。

その理由は、日本の教育はすべての教科において平均点以上の高い学習能力があるが、こと専門分野における特化した知識や技術力の習得に乏しく、大学を中心とした研究結果があまり評価されていないことがあげられる。そんな中、日本の医療における全ての国家資格は、大学などの国が認可した専門機関での教育が義務ずけられていて、他の国家資格の様に、独学や通信教育では、資格試験を受けることさえ許されていない。

現在は高齢化とともに少子化が進み、大学に進む子供の進学率は上がったものの、その学生の絶対数において、年々減少をしている。
その為、只でさえ学生の絶対数が減っている上、比較的簡単な国家資格である看護師の資格までもが、文部科学省や厚生労働省の認可する学校教育を義務づけてしまったのでは、資格を持つ人材が不足することは当たり前の結果である。本来は、資格も教育もより高いレベルの技術者を育てることが目的とされている筈が、今の行政が主導をとる教育システムには様々な問題があり、これから全ての産業がグローバル化した世界競争の中で、勝ち残っていくことは難しい。

少し前までは、決して技術レベルが高くはなかった中国が、経済の急速な発展とともに、様々な分野の技術者が台頭していることからも、日本でもまだまだ仕事に恵まれず、野に埋れた優秀な人材が多くいる。

教育しようと考えれば、いくらでも打つ手がある日本。しかしその費用は親のふところ異常の高騰ぶりに手が出せない。格差社会だと実感しています。